十六水門橋

1880年(明治13年)に安積疏水事業の一環として猪苗代湖ダム化のため、門を兼ねた16径間の石造アーチ橋として建設されました。猪苗代湖に流れ込む川はたくさんありますが、流れ出る川は安積疏水ができるまでこの十六橋を通って会津盆地へと流れる日橋川だけでした。文化6年(1809)に完成した「新編会津風土記」によれば空海が流れの中に塚を築き丸太を架けて十六断の橋としたのが初めとされています。現在のものは大正初期のストーニー式の水門です。橋の西側には安積疎水の設計者であるオランダ人技師ファン・ドールンの銅像と戸ノ口水門事務所があります。

Address 福島県会津若松市湊町赤井戸ノ口30−2−31
Tel 0242-62-2048
Web URL http://dc-fukushima.jp/kanko/disp.html?id=2105