Japan Concierge

長門屋は、1848年の創業以来、ずっと手作りでお菓子、駄菓子を作り続けてきた老舗。そもそも駄菓子というのは江戸時代、武士・豪商の食べる白砂糖を使った上菓子に対し、庶民の食べていた安い黒砂糖を使ったものをいいます。長門屋では、とり飴、だるま飴、黄粉（きなこ）ねじり、あんこ玉、黒パン、カリン糖など、常時40種類ほどを販売。しかも手作りです。目や手で確かめないと、本当の味がでないから・・・という理由で、職人自ら、手づくりを大切にして受け継いでいます。その昔、会津の殿様からから庶民のお菓子を作れとの命を受け、素材にこだわり、体に優しく、栄養価の高いおやつを作ってきた歴史と伝統。これも長い間親しまれる隠し味かも知れません。